うっすい顔で失礼します。

3連休の初日が好きです。

幸福度が高い国 デンマークを知る講演会に参加して驚愕したことをメモっておく(乱文)

 
「ヒュッゲ(ヒュゲ)」「幸福度ランキング1位」「世界一幸せな国」などのキーワードで最近話題のデンマーク。私と妻の間で今話題の国です。

今年の4月に『北欧デンマーク【幸せとサステナビリティの国から学ぶ】 『ソーシャルデザイン』と『教育』 〜世界の地方&都市の暮らしから日本の未来を考える〜 vol1.デンマーク「ロラン島」と「首都コペンハーゲン」』という講演を聴きに行ってきました。
 
本記事はその講演中に必死でメモした内容になります。
 

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スピーカー:ニールセン北村さん(17年前からデンマークに息子と2人で暮らしている。息子は現在16歳)
 

デンマーク人は1人も自分たちが幸福度世界一だなんて思ってない(それが当たり前だから)

・世界で1~2番目ビジネスがしやすい国に選ばれているが労働時間は少ない
 
・首都コペンハーゲンは本州には無く 島にある(世界的に見ても珍しい)
 
対日貿易黒字国(そう多くはない)で日本へ豚肉や医薬品を輸出し クルマや工具・レンズ等を輸入している
 ⇒関税が高く クルマは元の値段に180%の関税が掛かる そこへさらに消費税25%が上乗せされる
 
・大学卒業までの学費はすべて無料
 
・18歳から選挙に参加でき、投票率は85%
 
・学校で自分の支持する政党を話題にすることも普通のこと 先生が生徒の前でどの政党を支持しているか等の政治的な話も日常的におこなわれている そもそも相手に何かを聞きたければ自分がこう思うということを話すのが当然だという文化が背景にある
 
・全人口の1割が公務員
 
・1人1人に掛かり付けの医師がついている
 ⇒体調が悪かったり、カラダに異変があると、必ず掛かり付けの医師に最初に相談しなければならない
  ただし、簡単に薬は処方されない より必要とされる人(重い病気や重体の患者等)に必要な薬や治療を優先的におこなうため、必然的に軽い症状の患者は後回しになる
 
・風邪をひいた状態で出社しても家に返される
 
・子供の不要義務は18歳になった時点で親から国に移る
 
マイナンバー制度が1970年代から普及しているため、誰がどんな病気をしているか等がすぐに分かる。掛かり付けの医者もそのデータを見て患者と向き合う
 
・昔、エネルギー自給率は今の日本よりも低かった
 ⇒1972年 デンマークは5% 2016年には86%に(2014年 日本は6%)
 
・大都市は保育器と同じで外部からの供給が途切れればすぐに止まってしまう ※東京は地方や国外からの資源の提供が無いとすぐに止まってしまう 反対に地方は自立している 自立せざるを得ない デンマークは付き合いたくない他国に依存しなければ生きていけない状態は健全ではないと考えいち早く国家としての自立に取り組んだ 企業にも言えること
 
原子力発電所を作る予定だったが 最終的には作らなかった 原子力への理解が薄く 事故があった時のリスクが大きすぎると判断し作るのをやめた 
 
GDPの成長とエネルギー消費は比例しないことをデンマークは照明している
 実際にGDPが成長しているがエネルギー消費量は減少している そんな国は他にない
 ⇒2050年までにすべてのことを再生可能エネルギーで賄うことが決定している
 
・国として向いている(向かっている)方向が全員同じなので どの政党が政権を握っても目指す場所は同じ 政権によって目的地までのプロセスが違うだけ 国民はそれを見て指示する政党を選んでいる 
 
・新築の家は冷暖房を付けなくても常に室内温度を22度に保てる状態になっていないと「欠陥住宅」だと見なされる 国がそう決めている
 
・「信頼」がキーワードの性善説の国 悪いことが起こる場合を想定した施設やルール等にお金やリソースを使うぐらいなら 国民がより楽しく生活できるような施設やルールにお金を使うという考え方
 
・リスクを冒さないことが一番のリスクという考え方が哲学者キルケゴールのおかげで根付いている 幼児でも包丁を持って野菜を切ったり 斧を持って気を切ったりするのが当たり前
 
・週の労働時間が37時間までと決まっている 年次有給は5~6週間 5/1~9/30の中で3週間連続で休暇を取らなければならないという決まりがある
 これはかなり徹底されていて たとえば休暇期間中に仕事のメールや電話を1回でも受ければ その日から3週間の休暇がやり直しになる 
 
・月~木曜は8時~16時が勤務時間で 金曜日は半日のみ
 
デンマークは1900年に週60時間働いていたが 年々労働時間の短縮化を進め 1990年に週37時間に
 日本はデンマークと比べると100年以上遅れていると言える
 
・どんな安売りスーパーでも通常の食品とオーガニック・フェアトレード食品を必ず置いている それが暗黙のルール 選択肢を用意しない店は企業としての姿勢を疑われる
 
SDGs:「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称
 17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されている。
 【性】【教育】【平和な社会】【水・エネルギー・環境保護に関する持続可能な包括的成長】に関する目標が決まっている
 
 
デンマーク人は困った時に いつでも自然の摂理に戻って考える。 人間は自然の一部で、フラット・対等な関係であるという考えが人々のベースにある。
 
 
 
2時間半ぐらいの講演を聞いて まず最初に感じたのは、こんなにキレイゴトが成り立っている社会があるのかということだった。もちろん、実際に住んでいると様々な問題が出てくると思うし、いいことばかりではないと思う。しかしお手本にすべき点が無数にあった。
理想を理想のままにしておくのではなく、長い時間をかけて実現させていることに心からリスペクトを送りたい。
夫婦で今年か来年にデンマークに行ってみようということになったので、その時はまたここに書こうと思う。